家族性皮膚筋炎と戦う!チェリーのカルテ

5才6ケ月で、家族性皮膚筋炎と診断されたシェルティの、これまでとこれから

Episode Ⅲ ~診断まで③~

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勧められた注射は打たずに帰った。主たる飼い主である両親に報告して許可を得ないとと思ったし、まず勉強したかった。
ネットで調べ初めると、【家族性皮膚筋炎】がでてきた。これだ、と思った。

凍りつく思いがした。重症化すると喉の筋肉や後脚がやられることが多いとある。喉をやられるとご飯が食べられなくなる。後脚をやられると歩けなくなる。
チェリーは前から喉が弱く、ちょっと首輪を引くだけでゲホゲホしてしまう。慌ててお水を飲むとその場で吐いてしまうこともあった。

実家の近くに皮膚が専門の獣医さんを見つけたので、チェリーを今度はそこへ連れて行った。

皮膚の薬は長期間になる可能性が高いから、病名がハッキリするまでは薬は出さない、何かしてしまうと病気を複雑にしてしまったり診断をつきにくくしてしまうから、というのがその先生のお考えだった。

生検をしましょうと言われた。
症状は軽快と増悪を繰り返す。アンチノールを毎日飲むようにと出され、それで落ち着けばそれでよし、次に脱毛部分がジュクジュクしてきたら生検時、すぐに連れてきなさいと。